母という病 ~コミュニケーションの基礎は親子関係~




「母という病」とは?

母という病の根本は子供が抱える親に愛されたいという願いから来ます。

そして、その病を抱えた人は2つの共通点を持っており、1つの結果を生みます

【共通点1】自己否定を抱えやすい

【共通点2】完璧を求める

【結果】傷つきやすくネガティブに反応する。

【共通点1】自己否定を抱えやすい

順を追って説明すると

まず親に認められない環境で育つと自分を肯定することができません。

親が育児放置していたり、親に常に学校の成績はトップでいなさいといわれたり

親に認められる経験が少ないと自分を痛めつけることで

自分を否定する親を否定し、(歪ですが)親に関心をもって貰おうとします。

【共通点2】完璧を求める

親が子供に過剰に完璧を求めると、

子供は愛されたいが故に、常に完璧であろうとします。

そして0か100でしか物事の判断しかできない大人に育ちます。

その価値観をずっと持ち続けてしまうと、過労や鬱になるまで

自分を追い込むまで頑張ってしまうし、

他人に強要する場合もあります。

【結果】傷つきやすくネガティブに反応する。

結果として、傷つきやすくネガティブに反応する大人になって

しまいます。このように「母という病」を抱えてしまう原因は

自分が心から安心できる「安全基地」の存在がないことです。

そういった心理状態にあることで、普段での人間関係で

本当の自分をさらけ出す関係になった途端、不安定になりやすい。

弱い自分を見せないことで自分を保ていたのが、

そうはいかない状況になったとき、急にぐらぐらしだし

自分をさらけ出すことができずに、人と深い関係を築くことができなくなり。

落ち込むという負のスパイラルに陥ってしまいます。

母という病のメリット

ただ、怪我の功名という言葉もあるように

「母という病」も悪いことばかりではありません。

母という病を抱えた人は

自ら安全基地を見出さなくてはいけないので

クリエイティブ、

芸術家、

作家、

宗教者、

時代の変革者

という人物になりやすい一面を持っています。

母親自身が「母という病」を患わっている

母親自身が親との関係に傷つき、

不安定な愛着スタイルを引きずっている場合があります。

夫婦関係や子供との関係に、

不安定な部分をまるごと持ち込むことになります。

それがその子供に受け継がれて、、、と負のスパイラルに

陥ってしまうのも「母という病」の特徴です。

一例として嵐のような母や、自分の問題を子供に

持ち込む親など様々なパターンが紹介されていますが

近年、多いタイプは「友達のような母親」かなと思います。

だまコロもこのタイプの母親ですかね~

「友達のような母親」の落とし穴

子供の方が保護者のような役割を引き受けていて、

未熟な母親に合わせているという状況です。

子どもは、内心傷つきながら、大人びた人格を演じ、

母親の気持ちを受け止め、物分りの良い答えを返します。

母親が求めている答えを感じ取って、それに合わせています。

しかし、成長するにつれ合わせるのが苦痛になってきます。

今まで「良い子」だったのに急に言うことを聞かない

「悪い子」になったと母親は動揺しますが

子どもの方が、もう自分をごまかして、

合わせていられなくなっただけです。

母親の方としては、

以前の「良い子」だったわが子の幻影を追い続け、

自分から離れ、自立して行こうとする子どもを認めようとしません。

その認めない態度に子供は戸惑い、成長することに

罪悪感を感じるようになる場合もあります。

負の連鎖を断ち切る!「母という病」の克服方法

主に本で紹介されている克服方法を5つにまとめました!

①ネガティブに反応する癖をやめる

母という病を抱えた人が、対人関係においてギクシャクしやすく、

安定した関係を築き難い原因として、

大切な人に対してさえも、

ネガティブな反応をしてしまいやすいということです。

あれほど嫌だった親や大人の口ぶりを、

自分もしっかり真似てしまいます。

辛口のことを言うことが、大人らしい、

親らしい言い草だと勘違いしていたりします。

それが自分を苦しめてきただけでなく、

今も人生を台無しにし、

未来の不幸を用意しているというのにも関わらずです。

自分の子どもを、知らずしらず痛めつけ、

自信や自己肯定感を奪い、

不幸を背負った人間に育てているということに気づいていません。

つい非難したり、否定したりする癖を卒業すること。

長年しみついたものなので、努力が必要ですが、

これほど報われる努力もありません。 

②「理想の自分」にとらわれない

完璧な人間なんて、この世に存在しません。

生身の人間にそれを求めると、それは失望し不幸になるだけです。

100点を求めていたら、

99点でも不幸になってしまう。

それは、人を不幸にする考え方だ。

50点で満足すること。

100点が1番いいのではない。

50点くらいが、人間らしくて1番いいと、

発想を切り替えること。

50点で満足できると、人生はどっと楽になります。

60点なら上出来です。

③「理想の自分」を否定する

自己否定を抱えた人ほど、

それから逃れるために、理想的なもの、

完璧なものを求めようとします。

その人の中には、

完璧な自分は、良い自分。

不完全な自分は、悪い自分。

その2つしか存在していません。

「理想の自分」になれないことで絶望する必要はないのです。

「理想の自分」「良い子の自分」なんて、退屈なだけですから。

「良い子」に未練があるのは、

親に愛されたいからという理由だけです。

そして「良い子」の自分に縛られる限り、

親の支配を脱することはできず、

自立した大人にはなれません。

逆説的ですが

一人前になる道は、「親不孝」なることです。

つらくて、悲しいプロセスですが、

そのプロセスなしでは前に進めません。

そんな自分に縛られなくなったとき、

「母という病」から回復へと歩みだしています。

本当の自分へと、大きく近づいているのです。

親から自由になったとき、

親をもう一度愛せるときがくるかもしれませんし、

やっぱり親を許すことができないかもしれませんが、

一歩大きく踏み出せたことは間違いはありません。

④自分に向き合う作業

そして、

自分と親との関係が、

形を変え繰り返されていることに気づくです。

自分がまだ子どもの頃と同じように、

あたかも母親がそばにいて監督しているように振る舞い続け、

あるいは、自分が母親のように振る舞っていることに気づく。

考えないようにしていた課題にもう一度取り組み、

自分の人生を統合する時期に来ているのかもしれない。

方法は2つです。

①語る言葉に、根気よく共感しながら冷静に耳を傾けてくれる人に自分の気持を聞いてもらう。

②思いを少しづつ書き出してみる。

ノートはあなたのことを批判したりはしません

あなたの言葉を、そのまま映し返してくれます。

どういう形であれ、

傷ついた思いを言葉にして語り尽くすという作業が、不可欠です。

⑤与えられなけらば与えてみる

愛着は相互的な現象です。

自分が親に愛されず、

親が安定した愛着を育んでくらなくても、

自分が誰かを愛し、その存在と安定した愛着を育む事ができれば、

自分が抱えている愛着の傷を癒やし、

不安定な愛着の問題を乗り越えることができます。

母親から愛情をもらえず、母という病を抱えた人は、

しばしば自分が誰かの親代わりの存在になることで、

自分に得られなかったものを他人に与え、

それによって自分の抱えた傷を乗り越えようとします。

自分がどんな小さな存在であれ、

その支えになるということ、

親のように愛情を注ぐ体験をすることが、

その人の中に眠っている愛着のちからを活性化させます。

感想

肌感覚なのですが、精神疾患の増加やコミュニケーション能力

が求められることが多くなったのは「母という病」が広がって

いることが背景にあるのかなと思いました。

仕事などで父親が家庭に対して無関心で、子育ては母親がほとんどし

母親の役割が増え、また父親自身も家庭に居場所がなく

子供と接しようとしない。

そういう家庭の母数が増えたことで、「母という病」を

抱える人が増えたのかなと。

そしてそう、思うと同時に、だまコロ自身も

完璧を求めすぎず、自己を肯定し

ポジティブに反応する癖をつけていこうと思いました!

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